幸せな結婚生活と不幸せな結婚生活の違いは?
好きな人と両想いになり恋をしていれば、おのずと「結婚」というものが視野に入ってくるかと思います。
昔と比べて現代は、経済的にも子育てという面でも難しい時代だと言えますが、それでも多くの男女が結婚をしたいと考えているはずです。
しかし、幸せな結婚生活におけるハードルは景気や子育てをしにくい世の中だけではありません。
好き同士だったはずの2人の間にも、様々な問題が起こる可能性が高いのです。
それでもその様々な問題を乗り越え幸せに暮らしている夫婦もいれば、問題が大きくなりすぎて離婚という不幸せな結末を迎える夫婦もいます。
この記事では、そんな「幸せな結婚生活と不幸せな結婚生活の違い」について解説していきたいと思います。
結婚が幸せとは限らない
冒頭で解説した通り、「結婚=幸せ」というわけではありません。
恋愛中の結婚のイメージは「結婚=幸せ」であるにもかかわらず、実際の結婚生活はそう甘いものではないのです。
例えば数年前のデータですが、平成29年の婚姻数が約60万組に対して離婚件数は21万組となっており、最近よく耳にする「3組に1組は離婚する」というのもあながち嘘ではないと言えます。
幸せな結婚生活と不幸せな結婚生活の特徴
大好きな人と結婚をして、紆余曲折ありながらも長い年月幸せに暮らしている夫婦には、どのような特徴があるのでしょうか?
考えられる特徴としては以下の通り。
・正解ではなく、最善を選べる夫婦
夫婦生活を送る中で、選択をしなければならない場面は山ほど出てきます。
どの場面においても、「常識的に考える正解」を選ぶように主張したくなりますが、これでは夫婦の間に溝ができる可能性が高いのです。
なぜならば、「常識的な正解と夫婦としての正解は違うから」です。
世間一般的に見たら不正解であっても、夫婦として最善だと思える選択を互いに納得して選ぶことができるかどうかが、幸せな結婚生活を送る上で非常に重要だと言えるのです。
・生活にユーモアがある夫婦や家族
ビジネスなどでもユーモアは非常に重要なポイントになったりしますよね。
夫婦関係や家族関係においてもそれは全く同じで、家族内でユーモアが存在するだけで幸福度が高くなるのです。
これは、夫婦のどちらもユーモアでなければならないというわけではありません。
夫婦どちらかがさりげない程度にユーモアを発揮するだけでも、家庭内が良好になる傾向にあります。
その逆に、あまりユーモアのない夫婦の場合は笑いで場を和ませることができない為、ギスギスした雰囲気になってしまうことが多いのです。
・人との関りが苦手ででない夫婦
結婚は男性と女性の2人だけの問題だと思ってしまいがちですが、実際には当人以外の人間関係が非常に多いものです。
お互いの両親や兄弟、いとこ、友人、仕事の同僚といったように、関わらなければならない人は大勢います。
夫婦のどちらか一方でもこれらの人間関係をめんどくさいと感じ、関係をシャットアウトしてしまえば、結婚生活に大きな影響を与えてしまうのです。
こういった自分たち以外の人間関係を苦にしないタイプの夫婦であれば、幸福な結婚生活を送れる可能性が高くなると言えるでしょう。
・他の家庭と自分たちの家庭を比べない夫婦
「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、ご近所さんや友人夫婦、仕事の同僚や上司の夫婦、子供の同級生の家庭といったものが自分たちよりも幸せに見えたりするものです。
ほとんどの家庭では、外では見栄を張っているだけで実際にはそれほど人が羨むような生活はしていないのですが、「いいなー」と思ってしまいがちです。
しかし、幸せな結婚生活を送っている夫婦は、こういった「他の夫婦や家庭」を自分たちと比べるようなことはしないのです。
比べるとしても、ほんの些細な部分だけで、「世帯収入が」とか「子どもの成績が」といったようなことはあまり気にしないのです。
・相手や子供に愛を与えることで大きな喜びを感じる夫婦
「自分の幸せはもちろん大事だけど、家族が笑顔でいることを何より優先する」というマインドを持っている夫婦であれば、高い確率で幸せな結婚生活を送ることができると言えるでしょう。
その逆に、どちらか一方でも「相手へ愛を与えることよりも自分の幸せを優先する」という選択をするようになったのならば、不幸せな結婚生活になる確率が高くなるはずです。
まとめ
今回は、幸せな結婚生活と不幸せな結婚生活の違いについて解説してきました。
3組に1組は離婚をするという現代において、ここで解説したような「幸せな結婚生活をするいくつかのポイント」が存在します。
すでに結婚している人たちはもちろん、これから結婚をしようと思っている人たちも知っておいて損はないはずです。